自己肯定感について
6月にmpiより新刊テキストが2冊発行されました。
それに伴い、著者の松香洋子先生が自己肯定感について述べている
記述がありました。
『「私は子どもを褒めて育てている」という
親や先生はたくさんいます。
子どもは褒めれば、うまく育つのでしょうか?
それは50%しか正しくありません。
いつも褒められていると、
褒められなくなった時に成長が止まってしまいます。
正しく自己肯定感を育てるのは、
子どもがまず自分で自分を評価して、自分で、自分を褒める。
そして、それを親や先生が褒める、認めてあげる。
こうすることで自分軸と他人軸がそろいます。
両方が揃うことで、子どもはたくましく育ちます。』
自分で自分を評価するには、
まず自分で決めて行動することが大切だと私は思います。
人から言われて行動し失敗したら言った人のせいにしがちです。
まわりの大人はまず
「子どもを信じて自分でやらせる」環境をつくること。
早くしなさい! ○○はしたの? ではなく、
○○はいつするの? ○○はどうする? など、
自分で決めて行動できるような声かけが理想だと思います。
自分で決めたことができない、
うまくいかない時もあるかと思いますが、
それも子ども時代の貴重な経験。
繰り返し挑戦するその先に自己肯定感アップという
心の成長が待っているのです。
発表会の演目は全て自分達で決めた内容です。
大勢の前で発表するという目標に向かって、自分に責任を持って
練習に取り組んでいる子ども達。
発表会当日、
できた!と喜べば褒め、
納得していなければその心に寄り添ってあげてください。
先にある自己肯定感を見据えた講師達の隠れたtipsがちりばめられた発表会。
あたたかい心で見守っていただけたら幸いです。
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